長崎の大楠

私の実家のある長崎には、
クスノキの大木が至る所にあります。

中でも、私の実家の窓から正面に見える
大徳寺のクスノキは、
長崎県最大で、県指定の天然記念物に指定されています。

樹齢800年以上、根回り23.4m、目通り幹周り12.6mという
とんでもない大きさの木で、
全体をカメラに収めるのは、とても無理です。
大楠の横には楠稲荷神社・梅香崎神社があります。

太い枝の分かれ目は、
寝転がれるくらいの広さのスペースがあり、
子供の頃は、ここに登って遊んでいました。

この巨木が、子供の頃は、
毎日見ている普通の存在でしたが、
とても特別な木だったということに
大人になってから気がつきました。

私の樹木との出会いの
もっとも古い記憶は、
この大楠です。

今も樹木の写真を撮るときは、
特別の思いを込めて撮りますが、
改めて考えると、
子供の頃から、樹木は身近な存在でした。

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