各地の神社には、
立派なご神木があることが多いです。
神社にご神木がある、
というより、
高く聳える立派な木が生えることができる
土地のエネルギーの高い場所に
神社が出来た、ということでしょう。
また、巨岩もご神体として
祀られてきました。
日本人は
樹木や岩石に特別なエネルギーを感じて
神性を見出してきました。
神社のある場所は、
土地のエネルギーが高い場所です。
どこに神社をつくるのか、
土地のエネルギーを感じる感度も
高かったのでしょう。
昔の人は、現代人よりも
自然に密着して暮らしていたので、
感覚も敏感だったのだと思います。
現代人は、都市生活で、
自然に触れる機会も少なくなり、
そのような感覚も鈍ってきています。
自然の写真を撮ると、
季節の微妙な移り変わりや、
その時の気象条件や光を大切にします。
自然を見つめることで、
少しは、その眠っている感覚を
呼び覚ますことができそうです。